
サッカー界において、ゴールキーパーは1、エースナンバーは7や10が真っ先に思い浮かびますが、そんな常識から外れてユニークな番号を付けている選手がいます。
本連載では、所属クラブにおいて定番以外をチョイスした名プレーヤーからベスト11を作成。
各選手の解説とともにお届けしていきます。
今回のフットボールコラムではクライフによって有名となった14番を身に着けたプレーヤーから選出してみました。
フォーメーションは攻撃的な3-4-3

オランダとバルセロナのレジェンド、クライフのイメージが強いのか、攻撃に特徴を持った選手たちがずらりと並びました。
ただその反面、ゴールキーパーやディフェンダーで14番を付けたプレーヤーが少なく、選出に苦労しました。
そのためフォーメーションは攻撃的な3-4-3を選択。不安な守備を補って余りある豪華なアタッカー陣に期待しましょう。
GK:ティム・ハワード
ティム・ハワード(元アメリカ代表/42歳)
背番号歴:1年(03ー04/マンチェスター・ユナイテッド)
エバートンやアメリカ代表で長らく活躍したハワードを守護神を選出。14番歴は1年しかなかったものの、14番を身に着けたゴールキーパーがほぼ存在せず、知名度的にマンチェスター・ユナイテッド時代に14番を背負った元アメリカ代表をゴールキーパーに選んでみました。
引退したためSorareでは現在カードの販売は行われていません。
DF:ハビエル・マスチェラーノ
ハビエル・マスチェラーノ(元アルゼンチン代表/37歳)
背番号歴:10年(10-11~17-18/バルセロナ、17-18~18-19/河北足球倶楽部)
3バックの右にはリヴァプールやバルセロナで活躍したマスチェラーノを選出。全盛期はボランチのイメージが強いが、バルセロナではセンターバックにコンバートされていたため、今回も右ストッパーに配置。14番はバルセロナで8年、中国で2年と、合計10年間身に着けていました。
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DF:シャビ・アロンソ
シャビ・アロンソ(元スペイン代表/39歳)
背番号歴:12年(04-05~08-09/リヴァプール、10-11~14-15/R・マドリー、15-16~16-17/バイエルン)
リヴァプール、R・マドリー、バイエルンといった欧州メガクラブで14番を付け続けたのが、シャビ・アロンソ。リヴァプールに移籍した2004-2005年シーズンに始めて14番を背負うとそれから12年にわたって着用。R・マドリーとバイエルンでのファーストシーズンでは違う番号を付けていましたが、2シーズン目には14番に変更したことからも、愛着の強さを感じさせます。今回はバイエルン時代に起用されていた3バックのセンターに置いてみました。
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DF:エイメリック・ラポルト
エイメリック・ラポルト(スペイン代表/27歳)
背番号歴:5年(17-18~現在/マンチェスター・シティ)
グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティにて国際レベルへと成長を遂げたスぺイン代表が、ディフェンスラインでは現役唯一の選出。14番歴は5年と長くはないものの、マンチェスター・シティの14番といえばラポルトと言えるほどの活躍を見せている。攻撃にも特色のあるプレーヤーだが、他2人のディフェンダーは本職ではないだけに、まずは守備で貢献したいところ。
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MF:カゼミーロ
カゼミーロ (ブラジル代表/29歳)
背番号歴:7年(15-16~現在/R・マドリー)
中盤の底には、R・マドリーとブラジル代表で活躍するカゼミーロを選出。14番を始めてまとったのは、ポルトからレンタルバックして主力に定着した2015-2016年シーズン。それ以来番号を変更することなく7年間身に着けている。ブラジル代表では、A・マドリーやインテルで活躍したミランダが長らく着用しているため5番を選択しています。
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MF:ジョーダン・ヘンダーソン
ジョーダン・ヘンダーソン(イングランド代表/31歳)
背番号歴:11年(11-12~現在/リヴァプール)
黄金期を迎えているリヴァプールをまとめるキャプテンは、11シーズンに渡って14番を身に着けている。このチームでも大いにキャプテンシーを発揮してほしい。また、今となっては泥臭く中盤を走り回る汗かき役的な役割が多くなったイングランド代表MFだが、リヴァプールに移籍した当初はクリエイティビティを売りにするタイプだった。そのため、サンダーランド時代には10番を着用していました。
Sorareではレアカードからユニークカードまで販売されていますが、現在すべてのカードが売り切れています。
MF:ルカ・モドリッチ
ルカ・モドリッチ(クロアチア代表/36歳)
背番号歴:4年(08-09~11-12/トッテナム)
いまやクラブでも代表でも10番を身に着けることが多くなったクロアチア代表MF。14番を付けていたのは4年間だけだが、トッテナム時代の活躍が鮮烈だったためか、今でもモドリッチといえば14番というイメージが強く残っている。このチームでも持ち前の戦術眼で、中盤での舵取りを期待したい。
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MF:グティ
グティ(元スペイン代表/44歳)
背番号歴:15年(97-98~09-10/R・マドリー、10-11~11-12/ベジクタシュ)
R・マドリーの14番といえば、グティを思い浮かべる人は多いだろう。生え抜きとして20年近く白い巨人を支えた名手は、主力として定着し始めた1997年-1998年に14番を付け始めると、晩年に移籍したベジクタシュやスペイン代表でも14番を選択。今回のイレブンでは最長タイとなる15年もの間、身に着け続けた。
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FW:ティエリ・アンリ
ティエリ・アンリ(元フランス代表/44歳)
背番号歴:15年(99-00~06-07/アーセナル、07-08~09-10/バルセロナ、10-11~13-14/NYレッドブルズ)
アーセナルファンにとって、14番といえばティエリ・アンリしかいないだろう。それまでは単なる番号のひとつでしかなかった14番を特別な番号にしたのが、この元フランス代表FW。無敗優勝を成し遂げた2003-2004年シーズンを含め4度の得点王に輝き、プレミアリーグ通算175点はクラブ最多。エースストライカーに14番を付けさせているアーセナルの伝統はこの男から始まった。
引退したためSorareでは現在カードの販売は行われていません。
FW:クラウディオ・ピサーロ
クラウディオ・ピサーロ(元ペルー代表/43歳)
背番号歴:15年(01-02~06-07/バイエルン、07-08/チェルシー、12-13~14-15/バイエルン、15-16~16-17ブレーメン、18-19/ブレーメン、19-20/ブレーメン)
2019-2020年シーズンをもって現役引退した元ペルー代表は、ブンデスリーガで長きに渡って14番を着用。このチームで最多タイとなる15シーズンに渡って身に着け続けた。クラブだけではなく代表でも10年以上に渡って着用していることから、その14番へのこだわりが垣間見える。
引退したためSorareでは現在カードの販売は行われていません。
FW:ヨハン・クライフ
ヨハン・クライフ(元オランダ代表)
背番号歴:4年(1970-1971~1972-1973、1981-1982/アヤックス)
14番を付けていて有名だった選手というより、クライフによって14番が有名となったという表現が正しいだろう。諸説あるが、「9番や10番ではなく、誰も身に着けていない14番を私の背番号とする」と語ったとする逸話があるほどだ。その話が正しいかどうかはさておき、14番はクライフが有名にした番号であることに異論はないだろう。
引退しましたがSorareではアヤックス時代のカードが限定で販売されました。
もうオークションでは全て売り切れてしまいましたが、すでに保有している個人から購入することができます。
スーパーレアカードは2.672 ETHで購入されています。さすがレジェンドですね。
以上「【背番号ベストイレブン】ユニークな番号をチョイスした名プレーヤーから選出!Sorareでは購入できる?」でした。