仮想通貨といえば、安く買って高く売るFXのような資産運用と、単純に送金決済の手段として利用するパターンがほとんどだと思います。
ただ、今回解説したいのは単純なお小遣い稼ぎではなく、私のようなサッカー好きや、バスケ、野球といったスポーツファンの皆さんにおすすめのファントークン。
知ったばかりの頃は全く利点が分かりませんでしたが、これが調べるにつれてとても面白い。
また、相性抜群のマーケットプレイス「Binance」についても触れていくので、現在仮想通貨に興味のある人はぜひ参考にして下さい。
ファントークンとは

ここではまず、ファントークンについて押さえておきましょう。
一般的な仮想通貨のように、売買差益を狙うような性質ではありませんが、スポーツファンにとってはメリットの大きい画期的な仕組みになっています。
ユーティリティトークンの別名
ユーティリティトークンといっても初心者はピンとこないと思いますが、これはブロックチェーンで構築される4種類のトークンの1つ。
たとえば、近年市場を賑わせているNFTはノン・ファンジブル・トークン(非代替性トークン)の略称であり、そのアイテムと全く同じ価値を持ったものは存在しないというもの。
一方、ファンジブル・トークン(代替性トークン)は、同じ種類と価値を持ったトークンがたくさん存在する、一般的な仮想通貨を指しており、3つ目のセキュリティトークンには、株式や債券のように企業が資金を集めることのできる機能が搭載されているようです。
そして最後のユーティリティトークンこそがファントークンと呼ばれる種類に該当し、ユーザーが購入した割合に応じて、発行者のサービスやプロジェクトの決定権、あるいは報酬等が得られる性質を持っています。
スポーツチームの仮想通貨
ファントークンはユーティリティトークン。そんな関係性が分かれども、一体それの何が面白いのか、という疑問を持つ人が多数だと思います。
そこでここでは、ファントークンの特徴や利点を整理してみましょう。
- 現在はスポーツチームが発行するのが主流
- チームの運営方針や入場曲に関する投票権が得られる
- 特別なイベントやグッズが手に入る
- プラットフォームを通じてチームと意思疎通できる
この通り、ファントークンは従来から存在していたファンクラブの上位互換のような仕組みになっていて、初心者は「スポーツチームの仮想通貨」というイメージを持っておけば問題ありません。
スポーツ業界の救世主
先ほどは「ファンにとって」のメリットばかりでしたが、当然ファントークンの効果はスポーツ業界にとっても絶大といえるでしょう。
その背景に挙げられるのが、2020年初頭から世界的に蔓延しているコロナウイルスです。
実質的に観客を呼び込むことが不可能となった影響でチケット収益はほぼゼロとなり、一時は破産が危ぶまれるクラブもあった業界において、拡散性が高くファンにとって嬉しい特典ばかりのファントークンはまさに救世主とも呼べる存在。
実際に発行後間もなく売り上げは数億円規模に到達し、見事スポーツ業界全体の健全な運営と未来を守ってくれています。
また、今のような人同士の触れ合いが希薄になってしまった世の中だからこそ、自分の好きなチームとより濃密な関係性が築けるファントークンに絶大な人気が集まっている気もします。
ファントークンの購入方法とは

ここからは、気になるファントークンの購入方法について解説します。
発行元や取引に対応している仮想通貨も解説するので、きちんと押さえておきましょう。
Socios.com

参照:socios.com
ファントークンを語る上では欠かせないSocios.com。実はこのサービスを運営する団体こそが現在の発行主体なのです。
公式サイトでアカウントを開設すれば、パソコンやスマホアプリで誰でもファントークンが購入できる手軽さも人気の理由ですが、私が特に面白いと思ったのは以下2通りのクエストでファントークンが入手できる「トークンハント」という拡張現実機能。とてもおすすめなので、詳しく触れておきましょう!
デイリーグローバルハント
毎日アプリにログインすることで、自分の周辺エリアにファントークンが出現。
もちろん「拡張現実」なので実際に出現場所へ足を運ぶ必要がありますが、画面上に映し出される立体的なトークンをタップして獲得するのは、一昔前に流行ったポケ〇ンGOに似ている気がする。
ローカルクエスト
先ほどは「現在位置周辺」でしたが、ローカルハントは出現場所と時間が限定されたイベントです。いつ発生するかも分からないので、たとえば旅先や帰省中に大量のトークンを獲得できるかもしれません!
Chiliz Exchange(チリーズエクスチェンジ)

参照:chiliz
Chiliz Exchangeは、Socios.comを運営するChilizが運営する海外の仮想通貨取引所です。もちろん日本にいてもアカウントが取得できるので、既に使っている人も多いでしょう。
ただし、ファントークンの購入には特化している反面、通常の仮想通貨は4種類しか取引できない点には少々注意が必要であり、私としては先ほどのSocios.comと後述するBinanceを併用した方が良いバランスだと思う。
Binance(バイナンス)

参照:Binance
Binanceは世界的な規模を誇る大手の仮想通貨取引所であり、実はChiliz Exchangeの出資企業でもあります。
そして取り扱っている主なファントークンは以下の通り。
- パリ・サンジェルマンFC
- ユヴェントスFC
- アトレティコ・マドリード
- ASローマ
- FCバルセロナ
などなど、サッカーファンにとっては無意識に購入ボタンをクリックしそうになる豪華ラインナップ…
また、さらに注目しておきたいのは上場している仮想通貨が述べ150種類以上という驚異のスペックです。
ちなみに国内の取引所では20種類にも満たないケースがほとんどなので、ブロックチェーンゲームで稼いだ仮想通貨の換金や、今後高騰が見込まれる銘柄を買いたい時には強力なツールになるでしょう。
実は私もCoincheckNFTとあわせて次のような使い方をしています。
- ブロックチェーンゲームで仮想通貨を獲得(国内取引所では対応していない)
- 現存するほとんどの仮想通貨に対応しているBinanceでイーサリアム等に換金
- 愛用ツールのCoincheckNFTに移して日本円に換金
中上級者は基本動作として取り入れている程のメジャーな手法なので、初心者はこの機会にぜひ参考にして下さい。
ファントークンの種類

次は、現在発行されている主要なファントークンを見ていきましょう。
特にメガクラブのトークンは大きな需要を誇るため、ぜひ参考にして下さい。
FCバルセロナ/$BAR

参照:fcbarcelona
100年を超えるサッカー界の名門クラブであり、バルサの愛称で親しまれています。
スペインのプロサッカーリーグ「プリメーラ・ディビシオン」から一度も降格しておらず、レアル・マドリードという強豪がいながら同リーグ内ではアトレティコ・デ・マドリードに大差をつけて実に26回という優勝経験を誇ります。サッカーファンでなくとも存在を知る人は多いでしょう!
ユヴェントスFC

参照:juventus
こちらも言わずと知れたメガクラブ。イタリアのプロサッカーリーグ「セリエA」でACミランとインテルに並ぶビッグ3の一角。
ちなみにスクデット(セリエAでの優勝)を獲得した回数は36回とリーグ内で最多!最近ではクリスティアーノ・ロナウドがマンUに移籍したことも話題になりましたね!
クリーブランド・キャバリアーズ

参照:nba.rakuten
3つ目はサッカーから離れてバスケの最高峰NBAから!
キャブスの愛称で親しまれているキャバリアーズです。
マイケルジョーダン率いるシカゴ・ブルズとの長きに渡る激闘は多くのファンを熱狂の渦に巻き込み、ウェイン・エンブリーやレニー・ウィルケンズといった数々の名プレイヤーを輩出してきました。
そしてキャブスで特に忘れてはいけないのが、King Jamesの異名を持つレブロン・ジェームス。ルーキー時代から圧倒的な頭角を現し、現在もNBA史上最高の選手として称えられています。
その他も数多くのファントークンが
今回詳しく解説したのは、各界で特に名門とされるチームでしたが、ファントークンにはその他にもACローマやアルゼンチン代表、日本なら湘南ベルマーレと様々な種類が存在します。
また、今後は総合格闘技のUFC、アメフトのNFL、メジャーリーグのMLBも続々と参入してくる情報があるので、先ほど解説したSocios.comとBinanceの動向はしっかりチェックしておきましょう!
ファントークンを買うならBinanceがおすすめ

参照:binance
本記事ではファントークンの仕組みや購入方法、種類等を解説してきました。
ファントークンは様々な特典が得られるだけでなく、自分の好きなチームの資金的な応援にも繋がります。
また、現在は次々に新しいトークンが発行されているので、今後の情報アップデートを逃すことのないようにしましょう。
そして、これから購入を検討している人には、以下の理由からBinanceを利用するのがおすすめ。
- ファントークンを取り扱っている
- 上々している仮想通貨が150種類以上
- ブロックチェーンゲームの換金にも利用できる
単純なファントークンの入手ツールとしてだけでなく、仮想通貨取引全般を有利に進められるので、まずは無料のアカウント開設から始めてみて下さい!